■5日目 毎日1問チャレンジ
(1)苦手分野の克服
苦手科目に特化して1日1問の学習
(2)時間を固定する
「朝のコーヒーと一緒に1問」「寝る前に1問」「通勤・通学」など、生活のルーティンに組み込む。
(3)カレンダーや手帳にチェックを入れる
連続記録を見える化する。
(4)毎日続けることで「やるのが当たり前」にする。
(5)小さな1歩でも達成感が得られる。
1問でも「今日もやった!」という達成感の積み上げが重要。
(6)10日をワンクールに労働基準法から、安衛法、労1、社1と10科目を回す。
毎日の積み重ねが、気づけば大きな力になります。
やる気のない日でも、1問だけでもやってみるとエンジンがかかります。
毎日1問チャレンジは、勉強の習慣や勉強のきっかけになるチャレンジです。
当然、テキストを読み込み、過去問に当たるというメインの学習が必要です。
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■4日目 テキストの「余白」にメモ
(1)説明や解説を自分なりに言い換えると理解が深まる。
自分の言葉で「つまりこういうこと」と書き換える。
(2)疑問や気づきの記録
「なるほど」の痕跡を残していく。
(3)関連知識とのリンク
他の科目つながりをメモし、知識を立体的する。
社労士試験において、横断学習は必須。
(4)知識を点ではなく線でつなぐことで、試験本番の引き出しが増える。
(5)図やイラスト、フローチャートの記入
文章だけで理解しづらい部分は、図解してみると記憶に残りやすいです。
(6)「→」や「⇔」を使って因果関係を図解
(7)間違えた箇所の補足
自分の弱点を余白に書いておくと、復習時に意識できる。
失敗の記録を、最強のツールにする。
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■3日目 ノートにまとめるな。テキストに書け。
社労士試験のように膨大な情報量を効率よく処理するための、実践的な学習戦略です。
「ノートにまとめるな。テキストに書け」
(1)ノートにまとめると、テキストとノートの両方を見なければならず、復習効率が下がる。
(2)テキストを“完成形”にする。
テキストに直接書き込むことで、自分だけの最強教材が完成する。
(3)ノート作成にかかる時間を、過去問演習や復習に回す。
テキストに直接書き込む
・過去問で間違えた箇所や講義の重要ポイントを、該当ページにメモする。
・色分け(赤=重要、青=補足など)で視覚的に整理。
・ごちゃごちゃ書きすぎると、何が重要か分からなくなるので注意。
・ノートを作るより、テキストを「回転」させる方が記憶定着に効果的。
ノートが必要な場合
・どうしても記憶できない箇所は、テキストに書き込んだ内容を「弱点ノート」としてまとめる。
・そのノートを肌身離さず、繰り返す。
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■2日目:「過去問を制する者が試験を制す」
今日の「1分間 社労士合格へのヒント」は
「過去問を制する者が試験を制す」
社労士試験において、過去問は単なる練習問題ではありません。
それは、試験の“攻略マップ”であり、“合格へのナビゲーションツール”です。
過去問を分析することで、試験の本質が見えてきます。
過去問分析で見えてくるもの
(1)得点源の確保
毎年出題される“定番”のテーマを押さえることで、安定した得点源を確保できます。
繰り返し出題される項目は、確実に得点できるようにすることが重要。
(2)「なんとなく正解」から「確信を持って正解」へ
条文や制度の背景まで理解することが重要。
(3) 「量で慣れ、質で深める」
過去問を繰り返し解くことで、出題パターンに慣れてくる。
今日のヒントまとめ
過去問は、解いて終わりではなく「分析して活かす」ことで、合格力がグンと伸びます。
毎日の積み重ねが、合格への近道。
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■1日目「1分間 社労士合格へのヒント」
毎日1分、読むだけで勉強の質が変わる。
今日のテーマは、なぜ社労士になりたいかを言語化する
社労士試験に向けて勉強を始めるとき、まず考えておきたいのが
「なぜ、自分は社労士になりたいのか」という問いです。
資格取得の目的は人それぞれです。
「キャリアアップのため」「独立開業を目指して」「法律に関心がある」など、どんな理由でも構いません。
大切なのは、それを自分の言葉で整理しておくことです。
■言語化するメリット
・学習の方向性が明確になり、迷ったときに立ち返ることで、軸がぶれにくくなります。
・モチベーションの維持につながり、 目的がはっきりしていると、日々の学習に意味を感じやすくなります。
・目標意識が高まり、言葉にすることで、漠然とした願望が具体的な目標になります。
■今日のワーク
1. 社労士を目指す理由は?
2. 資格取得後にやりたいことは?
3. 社労士として、どんな働き方をしたい?
4. この資格を通じて、何を実現したい?
■まとめ
「なぜ目指すのか」を言語化することは、学習の土台づくりです。
明確な目的があることで、日々の勉強にも意味が生まれます。
まずは、自分の言葉で整理するところから始めてみましょう。