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テーマ:「一年単位の変形労働時間制」における労働時間の限度   【過去問1問1答 ワンポイント解説 労働基準法】 問題 H30-2B

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テーマ:「一年単位の変形労働時間制」における労働時間の限度  

 

【過去問1問1答 ワンポイント解説 労働基準法】

問題 H30-2B

いわゆる一年単位の変形労働時間制においては、隔日勤務のタクシー運転者等暫定措置の対象とされているものを除き、1日の労働時間の限度は10時間、1週間の労働時間の限度は54時間とされている。

解答:誤り

 

-ポイント-

(1)「1週間の労働時間の限度は54時間」⇒「1週間の労働時間の限度は52時間」にすれば正解

 

(2)問題の論点…「1年単位の変形労働時間制」における労働時間の限度

 

(3)一年単位の変形労働時間制とは

 業務の繁閑に応じて、1年の中で労働時間を柔軟に配分できる制度。

 繁忙期に長く働き、閑散期に短くすることで、年間の労働時間を平均して週40時間以内に収めることができる制度。

ただし、労働者保護の観点から、1日(10時間)・1週間(52時間)の上限がある。

 

■対象期間が3か月を超える場合の「一年単位の変形労働時間制」

基本の労働時間の限度(共通)

1日の労働時間の限度:10時間以内 

1週間の労働時間の限度:52時間以内

 

対象期間が3か月を超える場合の追加要件(両方満たす必要あり)

1. 連続する週の制限

⇒対象期間中に、1週間の労働時間が48時間を超える週が連続して3週を超えてはならない。

2. 3か月ごとの区分制限 

⇒対象期間を初日から3か月ごとに区分した各期間(3か月未満の端数期間も含む)において、48時間を超える週の初日の数が3以下でなければならない。

 

 

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