労働基準法 過去問

 

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絶対合格 2025年 7/18

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テーマ:強制労働の禁止 不当≠不法

 

【過去問1問1答 ワンポイント解説 労働基準法】

問題 R-B

労働基準法第5条に定める「精神又は身体の自由を不当に拘束する手段」の「不当」とは、本条の目的に照らし、かつ、個々の場合において、具体的にその諸条件をも考慮し、社会通念上是認し難い程度の手段をいい、必ずしも「不法」なもののみに限られず、たとえ合法的であっても、「不当」なものとなることがある。

解答:正解

-ポイント-

(1)「不当」とは、社会通念上是認し難い程度の手段を指す。

(2)「不当」は、必ずしも違法(不法)である必要はない。

つまり、合法的な手段であっても、社会的に許容されない場合は「不当」となる。

(3)具体例

退職を長時間の説得により合法の範囲内で行う場合

精神的自由を拘束しているとみなされる場合は、不当に扱いになる。

 

■強制労働の禁止(法5条)

使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。